作家は高村光太郎、作品名は「手」です。
中学生の美術の教科書に紹介されていいましたが、現在は長野県の碌山美術館に展示されているとの事です。
自分の手を題材として彫った物ですが、
亡き智恵子をモデルにしたと言われる
十和田湖畔にある有名な「乙女の像」の手もこの形をしています。
さらに釈迦如来の手の印セムイの形ともいわれ、2つの制作時期のそれぞれの苦悩が作品に共通性をもって表現されたものだとおもっています。
いつか行ってみたいと思っている一つです。
「乙女の像」を見る前に「手」をみてくだい。
設計部 押田和光