近頃洗剤メーカーのK社が、すすぎ1回で済む洗濯用洗剤を発売しかなりの
売上をあげているようです。
すすぎ1回なので水も電気も時間も節約できてエコであるところが支持され
ているようです。
L社は洗濯ものの臭いを消す力を全面にした商品を出してきました。
こちらも売れているそうです。
どちらも濃縮タイプで容器も小型にし、商品の運搬にもエネルギーを使用し
ないようにしてあります。(ここでもエコを強調しています)
しかし販売量では、K社の商品の方が上回っているようです。
1回のすすぎでよいと明記してある方が、消費者の心をつかんだようです。
それに対してL社は販売戦略を変えたのか、初期の製品の表にはすすぎのこと
は記載していなかったのに、近頃はすすぎ1回でもOKと記載しています。
TVCMでもこのことを表明するようになりました。
1回のすすぎでOKなら、L社も初めから表明しておけば良いのに。
表明するには躊躇する訳があったとは思いますが。
L社の戦略変更はうまくいくのでしょうか。興味あります。
近頃は販売戦略にエコは欠かせないようです。
ところで両社とも、洗濯後の排水の微生物による生分解については記載がない
ようです。生分解の時間が速ければ、それだけ自然に対する負荷が小さくなり、
それもエコのひとつのはずですが。どうなのでしょうか。
設計 岡田